【読書日記】『屍人荘の殺人』今村昌弘 著
今日から読書日記をつけます!
時間とお金が自由に使えるなら、ずーーっと本を読んでいたいと思うくらい本好きです。「この本おもしろい!!」と思った本を紹介していきたいと思います。
今回は、今村昌弘さんの『屍人荘の殺人』をご紹介します。
〔オススメポイント〕
人間描写がうますぎる!魅力的な登場人物に引き込まれます!
この本は2017年に出版されました。とにかくいろんな作家さんが「面白い!」と大絶賛され、いろんな賞を取り、とにかく面白いと評判な作品です。
その後、映画化もされました。俳優の中村倫也さんが好きなので、原作を読む前に映画を見たんです。なのでトリックも犯人も知っていて読みました。が!やっぱり面白い!!
あらすじは、大学生の夏合宿に連続殺人事件が起こるというもの。
それに加え、「想像だにしなかった事態」が起こります。
この「想像だにしなかった事態」の設定と使い方が上手!トリックと重なって、混乱度合いと面白さが増し増しに!
そうくるか!とトリックが面白いのは、前評判通りなのですが、それ以上にオススメしたいのが、登場人物の描写がうますぎて、かなり引き込まれること。
人間って、良い部分も悪い部分、ピュアな部分とドロドロした部分みたいに、白黒つけられないようなグレーなところが人間だと思うのですが、その描き方が素晴らしかったです。
もし映画も見ていない、本が未読の方、ぜひ読んでもらえたらと思います(*'▽')